★誰にも渡さない*+☆+*――特別捜査密着24時 桐沢洋





こんばんわ!!

少し前に書いた

誰にも渡さないの桐沢さんX主人公versionです☆

こちらは桐沢さん目線です!!

野村さんは登場しますが主人公ちゃんが好きとかではありません。
 
 
 
 
 
それはある日の深夜
 
 
 
 特命二課の奥にあるソファの前での出来事・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

俺が戻ると二課の奥に野村の姿を見つけた
 
 
 
 
『洋クンおかえり~』
 
『何してる』
 
『うん?なんか刺激的な格好で寝てる可愛い女の子がいるんだけど?』
 
『見るな』
 
『だから、もう見ちゃったって~』
 
『忘れろ』
 
『でも陽菜ちゃんって普段分からないけど凄く綺麗な脚してるんだねー、羨ましいなぁ洋クン』
 
『うるさい』
 
『おぉ、怖い・・洋クンのそんな顔、仕事以外で見るの久しぶりだな~』
 
『もう、帰れ』
 
『はいはーい、あまりにも無防備な恋人とお幸せに~』
 
 
 
野村が二課を出ていき俺はため息をつく・・・
 
冗談を言って俺をからかってる事ぐらい分かってる
 
 
 
 
視線を落とせば
 
すやすやと眠る恋人
 
ったく・・・なんでこんなに可愛んだ、くそっ
 
心配でたまらないだろ・・
 
二課の奥にあるソファで眠っていた陽菜
 
捜査で汚れたからといってパンツスーツからスカートに履き替えたのは夕方のことだった
 
他のヤツらにも散々からかわれて
 
いや・・・アイツのことなんて女扱いしてないように見えて
 
全員そのきれいな脚に釘づけだった
 
眠る時にはブランケットを掛けていたのだろうか・・
 
そのブランケットは半分下に落ちていて
 
そこから綺麗な足が露わになっていて・・
 
白くて柔らかい太腿まで野村に晒しやがって
 
陽菜が起きたらお仕置きしてやらねーとな
 
俺はそんなことを考えながら寝顔を見ていた
 
すると突然
 
『桐沢さん・・・んぅ・・・』
 
陽菜の口から零れた言葉に心臓が跳ねあがりそうになった
 
(コイツ・・・寝言までいちいち可愛すぎるだろ、他のヤツに聞かれたらどうすんだ)
 
 
その無防備な頬にそっと手を伸ばす
 
『んっ・・・あれ・・・』
 
『悪い、起こしちまったか?』
 
『き、桐沢さん・・・!??』
 
俺がここに居ることに驚いた陽菜は慌てて起き上がり
 
きょとんとした顔で俺を見上げる
 
『帰ったんじゃなかったの?』
 
『いや、まだ仕事が残ってるんだ』
 
『え!??私に出来ることですか?』
 
自分も疲れているだろう・・でもこうして俺のことを心配してくれる
 
気を遣いすぎなんだよ・・・
 
『お前にしか出来ないことだ』
 
『本当ですか?すぐにやりますから、帰って休んで下さい』
 
『ったく・・・』
 
そう言って陽菜を抱き締める
 
 
『き、桐沢さん!??どうかしたの?』
 
『いや・・・お前にしか出来ないこと』
 
『桐沢さん・・・』
 
『少しだけでいいから、充電させろ・・』
 
『うん・・・』
 
 
 
しばらくお互いの体温を感じて抱きあう
 
ただそれだけなのに・・・こんなにも温かい気持ちになれるのは
 
コイツの持ってる優しさなんだろう
 
『陽菜』
 
『んっ・・・だめ、・・・っ・・・こんな所で』
 
『悪い、我慢できなくなった』
 
『も、もうっ』
 
そう言って真っ赤な顔をする陽菜
 
『悪い上司だな・・』
 
『ふふっ、でも最高の恋人ですから!!』
 
『そうか?』
 
『当たり前です!!』
 
そう言って屈託のない笑顔で答える陽菜
 
俺にはお前が必要なんだ
 
この先もずっとお前だけ
 
俺の側から離れないでくれ
 
心配なんだ・・・二課のヤツらにも、野村にも
 
触れさせない・・・
 
誰にも渡さない・・・
 

愛してる・・
 
 
 
 
 
 










 

陽菜love

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