桐沢さんX一般人の設定ですので
苦手な方はごめんなさい・・
短いです
x一般人だとなんで切なくなるんだろうか(つд≦)
週末、仕事終わりにいつものように桐沢さんの部屋へ向かい
合鍵を使い中へ入る
(ずっと帰って来てないのかな・・・・)
バスルームを抜けてリビングへ入る
(やっぱり生活感がない・・)
先週末、一緒に過ごしてからこの部屋は時間が止まったままのように
何も動いていなかった・・・
今日、桐沢さんが帰ってこなくても
また一週間会えなくても
私はそれでもかまわない・・・愛するあなたが無事ならば・・・
また大好きな笑顔が見れるならそれで・・・
夜中になっても桐沢さんが帰ってくる気配はなかった
いつものようにソファに1人丸くなって眠る
(んっ・・・この温もり・・・)
そっと目を開けるとそこには
『桐沢・・・さん?』
『悪い、起こしちまったか?』
私は嬉しくてぎゅっと桐沢さんに抱き付いた
『良かった・・桐沢さんに何もなくて、温かい・・』
『陽菜・・・汗くさいぞ?』
『いいの、桐沢さんの匂い大好きだもん・・もっとぎゅっとして?』
『俺も・・お前をこうやって抱き締めたかった・・』
『桐沢さん・・』
二人貪るようにキスを重ねる・・
会えなかった時間を埋めるように
『んっ、もう、あっ、あ・・きり・・・さ、わ・・さんっ・・いくっ、ん――――――っ』
『はぁ・・・陽菜・・・っ・・・・』
それから何度も絶頂を迎えた私は意識を手放した・・・
どれくらい眠っていただろう
ふっと躰から温もりがなくなった・・
『んっ・・・桐沢さん?もう出かけるの?』
『あぁ・・・悪いな』
『ううん・・忙しいのに帰って来てくれてありがとう』
『俺が陽菜に会いたかったんだよ』
『こうやってお前に触れると離したくなくなるけど・・お前がいるから頑張れる、ありがとな』
『私もだよ・・ありがとう桐沢さん』
『行ってくる』
『行ってらっしゃい、気を付けてね』
『陽菜、離れていてもお前とはずっと繋がってるからな・・・愛してる』
そう言って甘く優しいキスを残しあなたは部屋を出ていった
桐沢さんがいなくなった部屋は静まり返っていて
今度いつ会えるのか分からないけど
週末、私はまたここへ戻ってくる
あなたの笑顔と温もりを求めて・・・
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