こちらは5月頃書いたものです☆
社内恋愛2人のヒミツ 永坂篤(GREE)
私はまだ攻略とちゅうです。
部長は奥さんとの仲が冷え切っていて離婚届にサインをしたけど
断られている。
奥さんには好きな人がいて、最初に裏切ったのは奥さんだった。
そして奥さんとの仲は冷え切っているのに結婚指輪は外さない・・・・
それくらいしかまだ知りません。
それでも好きすぎて妄想しちゃいましたwww
仕事が休みの今日、陽菜の部屋でゆっくり過ごしている2人。
2人で買って来たケーキを食べながら部長を見つめる。
仕事の時の部長も素敵だけど、休みの日の部長もかっこいいな・・・・。
そんなことを考えながら陽菜はケーキを食べていた。
『どうした?そんな見つめて、これ食べたいのか?』
『もう!!違いますよ、私そんなに大食いじゃありません!!』
『そうか?大森亭のマスターがいつもお前の食べっぷりに感心してるぞ』
『そ、そんなことないですから!!』
部長は大人の男性ではあるけど、こういう子どもっぽいとこがある。
いつも私と一緒になってふざけて本気でじゃれあってくれる。
『陽菜はすぐムキになるな、子どもだな』
『部長こそ!!』
そんなくだらないやり取りをしていると、ふと部長の手に目がいく。
部長の温かくて大きな手、その薬指には結婚指輪・・・・・・・・・。
奥さんとはもう冷めきってる・・・・そう言っていたのに、どうして結婚指輪外さないんだろう・・・・・・。
私を抱くときは外すその指輪。
なんで?ここに来る前に外してこないんだろう・・・・・・・。
どうして?まだ奥さんのことを・・・・・・?
一度考えると不安になる。
ずっと頭の片隅にある・・・・好きになってはいけない人・・・・ずっとブレーキをかけていたこの想い・・・・初めて部長に抱かれてからもなお・・・・・・私はいけないと分かっていても、それでも部長に何かを求めてしまう・・・・。
『陽菜?どうしたんだ?』
『・・・・なんでもない』
『なんでもないって顔じゃないだろ?』
『ほんとうに、何でもないの』
部長を困らせたくない・・・・優等生な私に時々嫌気がさしてくる。
なんで?我慢するの?もう一人の私がそう囁いてる気がした・・・・・・。
『陽菜・・・・』
そう言ってキスをしてくる部長。
『んっ・・・・・・やぁ・・・・・・』
大好きな人の胸を押し返そうとするけど・・・・・
『そんな顔しないでくれ陽菜』
部長・・・・いつもの私ならキスを受け入れていた・・・・・・・・でも今日は・・・・・私の中で何かが壊れかけていた。
『いや!!離して!!やぁ・・・・・奥さんとお揃いの指輪した手で触らないで!!』
『・・・・・・・・・陽菜』
部長はすごく悲しそうな顔をして私から離れた。
『ぶちょう・・・・・・・どうして?』
どうして?私のこと好きって言ったの?奥さんがいるのにどうして?
なんで離婚しないの?なんで?
自分でもこんな気持ちになることぐらい分かっていた。それでも・・・・・部長のことを愛してしまった・・・・すべて受け入れる覚悟はしていたはずだった。
もっと割り切れればいいのに・・・・・でも出来ない・・・・・だって部長のことを本気で愛してしまったから。
『陽菜』
悲しげに、そして不安げに揺れる部長の瞳。
あぁ・・・・どうして・・・・
どうしてなんて聞く方が間違っている。
私はもう戻れないんだ・・・・・・。
もう、戻れないところまで来てしまったんだ・・・・・・・。
『・・・・部長・・・・・私、本気で部長のこと・・・・・愛しています』
『陽菜・・・・・俺もお前を愛している。心から・・・・お前だけを』
『んっ・・・・・ぶちょ・・・・・・う・・・・・はぁ・・・・・・』
コトッ・・・・その音は指輪を置いた音。
それが合図になるかのように2人激しく抱き合った。
『陽菜・・・・俺に・・・・こんなずるい俺にすべてをくれないか?お前のすべてを』
『部長・・・・・』
『この先、どんなことがあってもお前のことを守る・・・約束する』
『たとえお前が責められる日が来ても・・・・必ず幸せにする、そう誓うよ陽菜』
『部長・・・・・・』
戻れない・・・・・もう・・・・・・私も部長の気持ちも、もう戻れないとこまで来ているんだ・・・・・。
私は自分からキスをする。
言葉では言えないこの想いをあなたに届けたくて。
部長の唇が私の体を這う・・・・熱い感覚に痺れていく。
ふと目を開けると切なげに私を見つめる部長・・・・そしてかすかに見える光る指輪。
私はすべてを部長に預け静かにそっと目を閉じた。
*+☆+*――*+☆+*――*+☆+*
あー・・・・・・なんかね、色々考えると切ないってか
ってか!!不倫とか分からないケド←わかったらそれはそれで大変だwww
ダメだよー(;´Д`A ```
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