こんばんわ!!
今日は成人の日ですね☆
私はまだ20歳ですが早生まれなので
昨年が成人の日でした!!
今日のお話の設定は
恋の続きはハネムーンでの高宮朝人とのお話ですが
相手も朝人もアプリの設定とは異なっていて
リアルな自分と旦那に置き換えています☆
でも話し方や性格はアプリの朝人、主人公になっています!!
私の旦那が朝人みたいに素敵な訳でもありませんww(そりゃそうだ
でも性格は似てるトコがあるんですよねー
うちの旦那はクールで意地悪ですww
二次元では大人で優しい人が好きで、桐沢さんとか桂木さんとかね♪
でも最近気づいたんですよ!!!!!!!!!
ドSや意地悪が好きなことがww
今頃と思うかも知れないケド旦那を見てたから気付かなかったのかな 笑
ってことで成人の日のニュースを見て
自分のことを色々と振り返った1日となりました★
二人には子供がいます
でも今日は子どもを実家に預けて
明日の朝まで二人でいられる
そんなお話ですが良かったら↓
(アプリの設定を壊したくない方はお戻りください)
成人の日の今日
二人休みが重なって
久しぶりに二人きりで外出していた
子どもが生まれてからは二人だけで外出する事はほとんどなくなったので
なんだか照れくさい・・・
朝人が選んでくれた可愛らしいお店で
美味しいディナーを食べて、久しぶりにワインなんかも飲んで
ほろ酔い気分で店を後にした
こうやって一緒に歩くのも久しぶりだな・・・なんて思っていたら
少し先を行く朝人がこちらを振り向く
『おい、歩くの遅い』
イライラとした声でそう言う
『もうっ、朝人はそういう言い方しか出来ないの?』
『口を動かす前に足を前に出せ』
『待ってよ!!せっかく二人きりのデートなんだから』
そう言いながら朝人の所まで歩いて腕を絡める
『あのなー俺は人前でいちゃいちゃするのが嫌いなんだよ』
『今日ぐらいいいでしょ?』
『うるさいっ、離れろ』
口ではそう言いながらも私の腕を振りほどいたりはしない朝人
『ふふっ、何だかんだやっぱり優しいね、朝人は』
『ほぉー・・・・』
『な、何?』
『お前もなかなか言うようになったな』
『そりゃそうだよ、いつも言われっぱなしじゃないんだからね』
『なるほど、陽菜』
『ど、どうしたの?急に名前呼ぶなんて』
『おかしいか?俺の妻を名前で呼ぶのが』
『つ、妻?朝人なんか変な物食べたんじゃないの?』
『あのなー・・・』
朝人は呆れたような顔をしながら私の顎をぐいっと持ち上げる
『っ!!』
朝人の細くて長い綺麗な指が冷たくて気持ちがいい・・・
ワインで火照った顔にそっと触れる
その指が、表情がすごく優しくて
私はドキッとした
『明日の朝まで二人きりなんだろ?』
『う、うん』
『期待してるんだろ?あんな事とか、いろいろ』
そう言って意地悪そうな笑みを浮かべる朝人
『あ、あんな事って・・・』
『なんだ、言わないと分からないのか?』
そう言いながら私の耳の近くで囁くように
『お前の乱れた姿が久しぶりに見たい』
『!!』
『ぶっ、なんだその顔』
『だ、だって・・・朝人がそんな事言うから』
『お前、ほんと面白いな』
『もう!妻に向かって面白いなんて酷いよー』
子ども扱いされる事が悔しくて
少し背伸びをして朝人にキスをする
『・・・・お前っ』
『朝人、耳までまっかだよ、ふふっ』
こちらから何かするとすぐ動揺するんだから
『朝人、かわいい』
『うるさいっ、ほら行くぞ』
『あ、待ってよ~』
家までの道を二人ゆっくり歩く
こんなにゆっくりと時間が流れているのは本当に久しぶりな気がした
『ねぇ朝人?』
『んー?』
『今日って成人の日でしょ?朝人が20歳の時はどんな感じだったの?』
『別に言いたくない』
『もーなんでよ!!今と同じでクールで意地悪だったの?』
『・・・・・・・・』
『冗談だってば、そんなに睨まなくても・・・』
『そういうお前はどうな・・・』
『ん?どうしたの?』
『いや、悪い・・・お前は成人式も行けなかったんだったな』
『朝人が謝ることじゃないよ?』
私が成人の日の時はすでに朝人と結婚していて
19歳の時には妊娠、出産を経験して
成人の日は朝人も仕事だったし
私も慣れない育児に手いっぱいでそれどころではなかったのだ
きっと朝人はそれを今も気にしてるんだと思う
意地悪だけど本当に優しい人だから
『ねぇ朝人?私、成人式には出れなかったけどそんなの別にどうでもいいんだ』
朝人は黙って私の話を聞いてくれていた
『朝人の子どもができたってわかった時本当に嬉しかった
それにね私はまだ10代だったけどちゃんと覚悟は出来てたんだよ?
朝人の妻として母親として・・・
周りの友だちと同じようには出来ない事も、自由がなくなる事も
若いから周りから色々言われる事も・・・ちゃんとわかってたよ?
でも私には朝人がいてくれるから・・・だから頑張れるんだよ?
ありがとうね、朝人』
『・・・・お前は本当にいい女だよ、ありがとな陽菜』
『ふふふっ、朝人に褒められるなんて嬉しい』
『お前は俺の事どんだけ鬼だと思ってんだよ』
『鬼だなんて思ってないよ?朝人はすごく優しくて素敵な旦那さんだよ』
『・・・・・・・・』
『あ、また照れてる』
『うるさい、はやく帰るぞ』
そう言ってスタスタと先を歩いて行く朝人を追いかける
(素直なんだか素直じゃないんだか・・・)
『今日は楽しみだね、久しぶりに二人きりで過ごせるんだね』
『ほぅ、その余裕いつまで持つか楽しみだな』
『朝人だって、わ、私の魅力にいつまで・・・んっ・・・ちょ・・・んんっ・・・朝人、ここ外だよ?』
『だから?』
『だからって・・・あっ・・・』
『そんな色っぽい顔するな、帰ったらたっぷり可愛がってやるから』
『っ~も、もう』
意地悪だけどいつだって優しい朝人にいつも翻弄されてしまう
今日だけは一人の女性として朝人に甘えたい
そんな事を考えながら少しだけ軽い足取りで家路を急ぐ
甘美な夜を期待しながら・・・
私、本当は成人式でたかったww
まぁそれが本音ではあるけど
書いたお話のように旦那サマには感謝の気持ちでいっぱいです☆
これまで一度も後悔をした事もないし
すごく幸せだと思っています!!それが1番♪
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