★今年もあなたに夢ちゅう*☆*――特別捜査密着24時 野村忠信



前の記事で書いた
 
特捜お正月コメントの野村さん
 
そこから何個かあわせてお話を書いてみました!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それはお正月の朝
 

年末年始も事件は休んでくれない
 
 
年末慌ただしく仕事をしていて
 
 
いつの間にか年が明けていた・・・
 
 
(日付が替わって二課の皆とは新年の挨拶したけど・・・野村さんに会えてないんだよね・・・・)
 
 
 
少しの睡眠と着替えの為に自宅に戻った私は
 
 

少しでも話せる時間があるならと思い早めに登庁したのだった
 
 

(とりあえず二課に行ってから野村さんを探してみようかな・・・)
 
 

二課の扉を開けると誰もいないようだった
 
 

(よし!!探しに行こう!!)
 
 

そう思い部屋を出ようとしたら奥から物音が聞こえた
 
 

(誰かいるのかな?桐沢さんかな?)
 
 

そう思いパーテーションの奥を覗いてみると
 
 

そこには今一番会いたかった人がソファーで眠っていた
 
 

ネクタイを少し緩めて眠る野村さんに近づいてみるけど
 
 

私には気付かずに眠っているようだった
 
 

(疲れてるのかな・・・)
 
 
(でも野村さんって綺麗な顔してるなぁ・・・睫毛もすごく長くて・・・かっこいい)
 
 
(こんなに素敵な人が私の恋人なんて・・信じられない・・・)
 
 
いつもは見せない隙のある野村さんの寝顔を見ていたら
 
 
なんだか愛おしくなって唇にそっとキスをした
 
 
『ん・・・』
 
 
(わわっ!!起こしちゃったかな?)
 
 
そう思ったけど野村さんはまだ眠ってるようだった
 
 
(よ、良かった~)
 
 
自分からキスをしたのになんだか恥ずかしくなってしまって・・
 
 
(このままだと風邪ひいちゃうよね、ブランケット持ってこようかな)
 
 
そう思いその場を離れようとしたら
 
 
『きゃ』
 
 
腕を掴まれたと思ったら目の前には野村さんの顏が・・
 
 
『どこ行くの?』
 
 
『え?お、起きてたんですか?』
 
 
『当たり前でしょ~俺これでも刑事だよ?足音や物音には敏感なんだよ、しかも陽菜ちゃんの匂いがしたし』
 
 
『じゃ、じゃあ・・・私がここに近づいた時にはもう?』
 
 
『あったり~』
 
 
(嘘!!!キスしたのも気付いてたのー!!!)
 
 
(うー・・・恥ずかしいよぉ・・・・)
 
 
『あ、あの野村さん・・離してください』
 
 
『えーどうして?』
 
 
『どうしてって・・・だって』
 
 
そう、今の私はソファーに寝転がっている野村さんに覆いかぶさっている状態で
 
 
目の前には野村さんの顏があって
 
 
腰をぐいっと引き寄せられていて動けなくて
 
 
『さっきはあんな大胆だったのに?』
 
 
『あ、あれは野村さんが眠ってると思ったから』
 
 
『ふーん、じゃあ俺眠るからキスしてくれる?』
 
 
『だ、ダメですよ、誰か来たら困るし・・』
 
 
『じゃあ誰も来ないうちに早く、ね?陽菜』
 
 
(うぅ・・・そんな顔するなんてズルイよ)
 
 
『も、もう・・・あの』
 
 
『時間切れ~』
 
 
『あっ、んんっ・・・ふぅ・・・っ・・・』
 
 
『陽菜、可愛い』
 
 
『もう・・・』
 
 
『こっち向いて?陽菜、明けましておめでとう』
 
 
『・・・おめでとうございます』
 
 
『そんな可愛い顔見せるのは俺だけにしてね?』
 
 
『の、野村さんもそんな無防備な顔見せるのは私だけにして下さいね・・・』
 
 
『もちろん陽菜だけにしか見せないよ・・・こんな俺を知ってるのは陽菜だけ』
 
 
『うん・・・』
 
 
『んーこのまま帰ろっか~』
 
 
『もう、ダメですよ?桐沢さんに怒られちゃいますよ』
 
 
『じゃあもう少しだけ・・・ね?』
 
 
『んっ・・・』
 
 
 
 
結局・・・野村さんに翻弄されてしまって

本当に野村さんには敵わない

今年もそんな野村さんに夢中になりそうです・・・私。

 
 

陽菜love

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