★甘えんぼ?にゃんにゃん*+☆+*――特別捜査密着24時 桐沢洋

 
キャラじゃないことはわかってる
 
でも・・急に私の中で甘えんぼキャラが大きくなる時がある
 
今まさにその時だったりする
 
桐沢さんの家で二人ご飯を食べている時
 
無意識にじーっと桐沢さんを見つめてしまう
 
『陽菜?そんなに見つめられると食べにくいんだが・・』
 
『え?あ、ごめんなさい』
 
『どうかしたのか?』
 
『ううん、何でもないよ』
 
その日私はあまりご飯を食べられなかった
 
食後にコーヒーを飲みながらソファに座る
 
隣に座る桐沢さんに甘えたくて仕方がない
 
また無意識のうちに桐沢さんを見つめていたらしい・・
 
『陽菜?夕飯もあまり食べてなかったけど何かあったのか?
 
『・・・ううん・・あのね』
 
『ん?』
 
『あ、あの・・膝の上に座ってもいいですか?』
 
『は?膝か?』
 
『いや、そのー・・桐沢さんの膝の上に座りたいなーなんて・・えーっと』
 
『お、おう』
 
そう言いながら照れる桐沢さん
 
『じゃあ、し、失礼します』
 
ソファに座る桐沢さんの膝の上にちょこんと座り体に抱きつく
 
『あのぅ・・ぎゅっとしてもいいですか?』
 
『もちろんいいけど・・仕事で何か悩んでるのか?』
 
私が桐沢さんの首に手を回し肩に顔をうずめると
 
桐沢さんが髪の毛をそっと撫でてくれた
 
『急に甘えたくなる時があるんです・・』
 
『そうなのか?』
 
『はい・・猫みたく「にゃん」ってしたくなるんです』
 
『・・・陽菜、お前可愛すぎ///』
 
『か、可愛い?///』
 
『にゃんとか言いながら照れるなっ』
 
『ご、ごめんなさい キャラじゃないですよね?』
 
『いや、そんなことないさ陽菜はいつだって可愛いからな』
 
『///////』
 
(可愛いとか真顔で言わないでー!!恥ずかしいよぉ)
 
『これで陽菜が落ち着くならいつだって甘えていいんだぞ?』
 
『いいんですか?そんな事言われたら毎日にゃんにゃんしちゃいますよ?』
 
『いや、お前・・にゃんにゃんって・・ヤバイだろ』
 
『にゃんにゃん?』
 
『繰り返すなっ、それになんつーか・・』
 
『???』
 
『我慢できねーだろ』
 
『えっ?』
 
桐沢さんの上でにゃーって言っていた私は、そのままソファに押し倒されていた
 
『甘えたあとは分かってるんだろうな?』
 
『んっ・・ダメです!まだにゃんにゃん足りないですぅ』
 
『お前・・それ以上にゃんにゃん禁止』
 
『なんですか、それ』
 
桐沢さんに倒された私は自分から首に腕を回して色っぽい声で囁いた・・
 
『にゃんにゃんっ桐沢さんのことが好きだよ?』
 
『お前///大人をからかうとどうなるか思い知らせてやる』
 
『やぁ・・ふぅっ・・はっぁ・・』
 
 

それから何度も桐沢さんに抱かれた私は猫のように丸くなって
 
 
桐沢さんの腕の中幸せな時間を過ごしていた・・
 
 
その日から何故か桐沢さんにお前も甘えたいだろって・・
 

『にゃんにゃん』を要求されることが多くなったけど
 
 
結局甘えんぼは桐沢さんじゃないかと思う
 
 

でもそれは私の中だけの秘密
 
 

*+☆+*――*+☆+*――*+☆+*
 
甘えたい年頃なんだよー

君はいくつだwww

((( ○┓ペコッリ[謝罪]
 
 

 

陽菜love

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