★幸せで忙しい朝をこれからも 誓いのキスは突然に 柴咲漣



それはいつもの朝
 
私は漣との攻防戦に挑んでいた・・・・
 
 
 
 
 
 
『漣、起きて?』
 
『んー・・・』
 
まだ瞼を閉じながら
 
ぎゅっと私を抱き締めて腕の中へ閉じ込める
 
『わわっ、漣!??起きてるの?』
 
『・・・・・・・・・・・・・・』
 
『漣?遅刻しちゃうよ』
 
腕をすり抜けようとするけど
 
ぎゅーっと力がこもる
 
『れーんー!??』
 
『・・・・・・・・・・・』
 
『絶対起きてるよね?』
 
『起きてない・・・』
 
『もうっ!!ホント起きないと・・ね?』
 
『、あったかい・・・もう少しだけ』
 
少しトロンとした目で上目遣いに私を見上げる漣
 
『ダメ?』
 
(ううっ・・・この顔にだまされちゃダメなんだから・・・)
 
『ダメだよ?もう支度しなきゃ遅刻しちゃうよ』
 
『あと5分でいいから』
 
(うぅ・・・・可愛い・・・・)
 
『陽菜?お願い』
 
『うぅ・・・じゃあ5分だけだからね?』
 
『ありがと』
 
漣の腕の中で力を抜いて身をまかせる
 
(気持ちいいな・・・漣の匂い落ち着く・・・)
 
 
 
(・・・・・・・・・・・・・)
 
(・・・・・・・・・!???)
 
『んっ・・・!・・・・!??』
 
『陽菜、おはよ』
 
『あっ・・・も、もしかして寝ちゃってた?』
 
『うん、すごく可愛い寝顔』
 
『み、見てたの?』
 
『陽菜可愛い、我慢できなくなったからここ』
 
そう言いながら漣の細く長い指が私の唇を滑る
 
『ぁ・・・っ!んっ・・・・』
 
『ここちょうだい?』
 
『ダメ・・・っ・・・あっ・・・んぅ・・ぁ・・・』
 
 
 
 
こうしていつも漣に負けてしまう
 
そう思いながらも幸せな朝を迎えられて嬉しかったりもする・・・
 
 
だから・・・・・・・・・
 
 
私の朝は毎日といっていいほど
 
慌ただしく始まるのだった
 
 
 
 
 
 
私の朝は漣のせいで忙しい・・・
 
絶対そうに違いない(・∀・)ww
 






 

陽菜love

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