佐伯さんの登場多めですがw
X久仁彦さんです。
短いです!!
佐伯さん=メイクは佐伯さんの本編?エピ?続編?
忘れちゃったけどそんな場面があったので書いてみました!!
『えぇ!!いいんですか?』
『もちろんだよ~』
ここはある日のLI
久仁彦さんが出掛けていた店内での出来事
佐伯さんと二人で話をしていたらメイクの話になって・・・
『佐伯さんがこういうの得意なんて知らなかったです』
『そう?結構好きなんだよ』
『本当にいいんですか?』
『いいから、はい』
『?』
『ここ座って?』
『ここですか?・・・近くないですか?』
『でも近付かないと出来ないと思うんだけど?』
『そ、そうですよね、じゃあ失礼します』
私は佐伯さんの目の前に座った
『陽菜ちゃんって近くで見てもすごく綺麗な肌してるね』
『そうかな・・・あまり見ないで下さい・・・』
『可愛いね、照れちゃって』
目の前には佐伯さんの顏・・・
(うわ・・・佐伯さんの肌って白くて綺麗だな)
『どうしたの?もしかして俺の顔に見惚れちゃった?』
『そ、そんなこと・・・』
『あ、動かないで』
『す、すみません』
(わわっ・・・近い!!!これはいくらなんでも近すぎる!!!!)
『あの!!佐伯さん!!!!もう少し離れて・・・』
と、そこへ外出していた久仁彦さんが帰ってきた
『佐伯、何してる?』
『え?』
そこには明らかにいつもと声のトーンが違う
怒った顔をしていた久仁彦さんが
佐伯さんの白いシャツの襟を掴んでいた・・・
『ちょ、ちょっと!!久仁彦さん!!』
『陽菜は黙ってろ』
『お前、陽菜に何をした?』
『そんなに怒らないでよ』
『ふざけるな』
『久仁彦さん、どうしたの?』
『陽菜もなんで佐伯の言いなりになってるんだ』
『え?言いなり????』
『佐伯に変なことされそうになってただろ?』
『変なことって酷いなぁ』
『ち、違うんです!!佐伯さんがメイクをしてくれるって言うから』
『メイク?』
『そうだよ、陽菜ちゃんがどうしても綺麗になりたいって言うからさっ、誰かのためにね?』
『えーと・・・久仁彦さんに少しでもつりあうようにと思って・・そしたら佐伯さんがメイク上手だって言ってたからお願いしたんです』
『・・・・・・・』
『おかしいかな?』
『いや・・・綺麗だ、でも佐伯に頼むのは今回限りにしてくれ』
『ごめんなさい・・』
『声を荒げて悪かったな・・佐伯がお前に触れてると思ったら我慢できなかった・・』
『久仁彦さん・・ごめんなさい、私もあまり考えないで頼んじゃって』
そう言って顔を伏せると久仁彦さんの細く長い指が私の顎に触れる
『メイクした顔も綺麗だけど、俺はいつものお前の方が好きだ』
『久仁彦さん・・』
その時
『ちょっとちょっと~俺がいるの忘れてなーいー?』
佐伯さんがにやにやした顔でこちらを見ていた
『あっ・・・』
『も~本当に俺の存在忘れてた?やだやだ帰ろうっと』
そう言って佐伯さんが席を立つ
『あ、佐伯さんメイクありがとうございました』
『うん?いいよ~そのままのキミが好きかぁ・・・ふふっ、じゃーね』
(もう、恥ずかしいなぁ・・・佐伯さんがいる事忘れそうになっちゃった・・・)
そして静まりかえった店内では・・
『こっちおいで』
そっと私を抱きよせて
『さっきの続き』
そう言って私の髪を耳にかけてくれる
キスの合図に私はそっと瞳を閉じた
唇に感じる久仁彦さんの温もり
そこからたくさんの愛を感じた私は
久仁彦さんの背中にそっと腕をまわした
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