★願いが叶うなら*+☆+*――恋人は専属SP 一柳昴



今日は一柳 昴さんのお誕生日ですね♪

*:.。★ぉめ(*゚ω`人)(人´ω゚*)でと☆。.:*
 

昴さんはかっこいい!!!!!!!!と思うけど

好きキャラではありませんw
 

そして書いた短いSSは
昴さんの誕生日なのに悲しくてごめんw
 
しかも桂木さんX設定だし・・・
 
ままっ!!昴さんおめでと━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
SPルームで休憩をしていると陽菜がひょっこり現れた
 
『こんにちは』
 
『なんだ桂木さんなら出かけてるぞ』
 
『はい、知ってます』
 
『ふうん、どうしたんだ?』
 
そう言うとはにかんだ笑みを浮かべて陽菜が俺の前に立つ
 
『昴さん、お誕生日おめでとうございます』
 
そう言って包みを俺に差し出す
 
『俺に・・』
 
『はいっ、だって今日は昴さんのお誕生日ですよね?』
 
『あ、あぁ』
 
にこっと笑いながらそう答える陽菜から
 
プレゼントを受け取る
 
『気に入ってもらえるか分からないですけど・・・』
 
『陽菜からなら何でも嬉しいよ、ありがとな』
 
『いえ・・そのプレゼント桂木さんが最終的に決めてくれたんです』
 
そう言って頬を赤く染める
 
桂木さん・・・か・・・
 
そう言葉にしただけで赤くなるんだなコイツ・・・
 
『へぇ、一緒に選びに行ったのか?』
 
『そうなんです、一人だったら色々迷って大変だったと思うけど、桂木さんが昴にはこっちがいい、なんてはりきっちゃって』
 
桂木さん、桂木さんって何度口にすんだよ、ったく
 
『俺は』
 
『え?』
 
『俺は・・お前に選んで欲しかったけどな』
 
『昴さ・・・ん?』
 
 
 
一歩、また一歩距離を縮めるように陽菜に近づく
 
一歩、また一歩距離を遠ざけようと後ずさる陽菜
 
 
 
コイツは俺の気持ちに気付いているはずだ
 
だから俺の前では桂木さんの名前をいつも連呼する
 
それなのにこうやって俺一人でも無防備に近づいてくる
 
 
『何をそんなにビクついてんだ』
 
『そんなこと・・』
 
『ここでお前にキスすることぐらい簡単だ』
 
『っ・・・』
 
『期待してんじゃないのか?一人でのこのこやってきて』
 
『そ、そんな訳ないです・・・他の皆さんもいると思ったから』
 
『へぇ~、後ろもう壁だぜ?』
 
『・・・・・・』
 
陽菜の腕を掴む
 
ビクッと肩を震わせ俺の瞳を見上げる
 
『す、昴さんはそんな人じゃありません』
 
そう言いながら瞳には涙を浮かべて
 
俺と違って綺麗な瞳で・・・だから桂木さんを愛してるんだよな、コイツは・・
 
『ばか、冗談だ・・』
 
『昴さん・・・・』
 
『悪かったよ、からかって』
 
『いえ・・・』
 
『ありがとな、プレゼント』
 
『良かったら使ってくださいね』
 
さっきあんな事言っちまったのに、コイツは笑みを浮かべて
 
そう言うとSPルームを出ていった
 
 
 
 
ったく、俺は何してるんだ
 
好きな子をいじめる中学生かよ・・・いやそれ以下だな
 
 
 
 
叶うはずのないこの想いはちゃんとしまっておかなきゃいけない
 
誕生日にもし願いが叶うならば

この想いを忘れさせてほしい

そしてアイツを幸せにしてやってほしい・・桂木さんの傍で
 
 
 
 
 

 
 
 

陽菜love

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